2014年3月30日星期日

公的年金基金という援軍も登場

キャッシュインカムは新規の成長投資や借入金返済に充ててもよいが、配当や自社株買いなどの株主還元の原資でもある。総還元性向(キャッシュインカムに占める配当と自社株買いの比率)は上昇トレンドにあり、日本企業は株主還元に積極的になってきている。今後は業界再編などによって投資効率が改善すれば、潤沢な内部留保もあるため増配余力は一段と高まるのではないだろうか。

そして、企業が成長投資、借入金返済、株主還元のいずれも実行しなければ、残ったキャッシュは内部留保となり純資産が増加する。非オーナー企業が目的もなくキャッシュを蓄積し続ければ、敵対的M&AやTOBの標的になり得る。

つまり、いずれにしても可能な限り少ない投資で高水準のフリーキャッシュフローを安定的に創出できる企業こそが長期投資に適した日本株であると言える。

<公的年金基金という援軍も登場>

最後に重要な株価サポート材料を言い添えておきたい。今月6日に開催された「年金財政における経済前提と積立金運用のあり方に関する専門委員会」において、厚生労働省は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)に対し、改革案を提出した。

具体的には、1)適度なインフレ環境に移行しつつある経済環境ではあらかじめ「国内債券中心」を示す必要はない、2)フォワードルッキングな視点も踏まえて運用目的・運用目標に即したポートフォリオを構築すべき、3)運用目標などからの下振れリスクが一定程度超えないことを新たな指針として採用する、4)物価連動債やREITなど運用資産を多様化すべき、4)企業収益などに着目したファンダメンタルインデックスの活用を検討すべき、5)議決権行使については「責任ある機関投資家」の諸原則(日本版スチュワードシップ・コード)を踏まえた方針を策定すべき、といった内容だ。

同専門委員会は3月末を目途に年金基金に求める運用利回りの基礎となる経済前提を詰め、最終報告書を発表する見込みである。GPIFをはじめとする公的年金基金は同専門委員会の方針を受けて基本ポートフォリオや運用手法の見直しに着手するため、早ければ5月連休明け、遅くても安倍首相が成長戦略(第2弾)を発表する6月中に「公的年金資金の運用見直し」が各公的年金基金から発表されるのではないか。

GPIFの監督官庁で「国内債券中心」からの逸脱に極めて慎重だった厚労省が踏み込んだ見解を示したことで、公的年金基金による国内株式配分比率の引き上げは既定路線となった。タオバオ代行

2014年3月25日星期二

聖徳太子の時代から脱中国が「吉」だった

聖徳太子の時代から脱中国が「吉」だった

 最後に近隣外交に関して付言しておきます。最近ベストセラーとなっている話題の書籍「なぜ中国から離れると日本はうまく行くのか」 石平著(PHP新書)は、まさにタイトル通りの歴史法則を通じて、日本がとるべき対中外交のカギを示唆してくれています。しかも、著者が日本へ帰化された元中国人だけに、極めて分かりやすく、かつ大いに説得力のある驚愕の歴史観だと思います。

 奈良時代の聖徳太子による対中対等外交文書の発信に始まり、平安時代の繁栄と安定は菅原道真が進言して遣隋使・遣唐使を廃止したことで、平仮名・片仮名が発明され、独自の仏教文化が花開き、世界最古の女流文学・源氏物語が生まれ、やはり世界最古の憲法まで制定できたわけです。

 江戸時代の未曾有の繁栄と平和も、徳川家康の鎖国政策に依るところが多で、御用学問の朱子学であれ、朝鮮のような盲従でなく、民間で栄えた国学と儒学の融合で日本の伝統に沿う哲学へと昇華されました。美術工芸や芸能のレベルは、世界トップレベルだったことは、パリの印象派画家や、マイセン陶芸技術への大いなる影響が証明しています。また戦後の経済復興と高度成長軌道を確立したのも、中国との国交回復以前のことでした。
タオバオ仕入れからのニュース

2014年3月20日星期四

落ち度ないのに

Jリーグ無観客試合〕清水側「落ち度ないのに」

タオバオ代行 3月14日(金)7時30分配信

 サッカーJ1浦和のサポーターが差別的な横断幕を掲出した問題で、Jリーグは13日、浦和に対し「無観客試合」などの処分を決めた。対象は23日に埼玉スタジアムで行われる清水戦。清水側も大きな影響を被る裁定をクラブ関係者が冷静に受け止める一方で、サポーターからは「落ち度がないのに」と不満の声も上がっている。
 国際サッカー連盟(FIFA)の「反人種差別・差別に関する戦い」の決議を受けた今回のJリーグ判断。清水の竹内康人社長(54)は「Jリーグ、チェアマンの迅速な対応を評価したい。試合を楽しみにされているお客さまのことを思えば残念だが、Jリーグもそれを承知し、今回の件を重く受け止めての措置だと思う」と話した。
 清水の高木俊幸選手(22)は13日の練習後、「(浦和戦の)あの大観衆でやるのを毎年楽しみにしていたので非常に残念だが、処分については尊重しなければならない」と神妙な面持ち。
 裁定を受け、静岡市清水区のエスパルス本社にはサポーターなどから問い合わせが相次ぎ、スタッフが対応に追われた。クラブによると、浦和との敵地戦には例年約3千人の清水サポーターが訪れていたという。
 クラブ側はJリーグに対し、「せめて清水サポーターは入れられないのか」とJリーグに確認したが、「なりすましもありえ、区別できない」との回答を受けた。
 昨年8月、袋井市のエコパスタジアムでの対戦で、浦和サポーター4人が暴行容疑により逮捕される事件が起こるなど、ここ数年トラブルが続いたカード。偶然にも、Jリーグ史上最も重い無観客試合という処分を受けることになった。
 浦和戦をスタンドで観戦する予定だった静岡市清水区の清水サポーターの男性(37)は「こうした事態を想定し、数日前からスタジアムに入れなくても、近くで応援しようと話していたが…」。静岡市葵区の男性(42)は「納得できない。浦和の勝ち点剥奪(はくだつ)などの処分にしてほしかった」と話した。
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    gar*****
    | 6日前(2014/03/14 08:37) 違反報告 いいね

    清水のサポーターはとばっちりじゃねーかー!!
    無観客じゃなくて勝ち点剥奪でいいんじゃねーか?

    >> 返信コメント 71件
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    pne*****
    | 6日前(2014/03/14 08:52) 違反報告 いいね

    Jリーグ全体の問題としてとらえた方が良いよ

    >> 返信コメント 28件
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    ar8*****
    | 6日前(2014/03/14 08:44) 違反報告 いいね

    清水ファンは可哀そうだが…決まった以上、恨むなら例のえせサポーターたちを恨んでくれ。

    >> 返信コメント 39件
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